スポーツで貧血?長距離ランナー・女性アスリートに多い鉄欠乏の真実|田中接骨院

スポーツ性貧血の原因と対策を解説。マラソン・足底・女性特有の問題も含め、春日部の田中接骨院が専門的な視点でケア方法をご紹介。

こんにちは。アガベ(チタノタ)好きの院長です。

田中接骨院はスポーツアスリートが多々来院されます。

ケガではないお悩みも多々相談を受けるので、ブログに投稿します。

「走るとすぐに息が上がる」「パフォーマンスが上がらない」「足の裏がだるい」――
それ、もしかすると貧血が原因かもしれません。
特に長距離走やマラソンなど、持久系スポーツを行う方は、鉄欠乏による隠れた貧血が潜んでいることがあります。
本記事では、スポーツにおける貧血の特徴と、足底・マラソン・女性特有の問題(生理・RED-S)まで含めて解説します。

スポーツ性貧血とは?

運動中に体が必要とする酸素量が増加することで、赤血球やヘモグロビンの不足が顕在化するのがスポーツ性貧血です。
最も多いのは鉄欠乏性貧血で、酸素を運ぶヘモグロビンが減少し、パフォーマンスが大きく低下します。

【主な原因】
・発汗によるミネラル喪失
・偏食やエネルギー制限(ダイエット)
・月経や婦人科疾患による鉄損失
・フットストライク溶血(足底への衝撃で赤血球が壊れる)

マラソン・ランニングと貧血の関係

マラソン選手に多いのが“フットストライク溶血”です。
これは足裏が地面に接触する際の衝撃で赤血球が破壊され、慢性的な鉄欠乏状態を引き起こします。
特にクッション性の低いシューズや路面硬度が高いコースを長時間走るとリスクが増します。

また、持久系競技では発汗や胃腸障害による鉄吸収不良も加わり、競技力の低下だけでなく回復力の低下も引き起こします。

女性アスリートに特有の問題

女性は月経による鉄損失に加え、エネルギー不足やRED-S(相対的エネルギー不足症候群)による骨密度低下や無月経に悩まされやすくなります。
特に体脂肪率が低い選手ではホルモンバランスが崩れ、鉄の吸収効率も低下。
結果として疲労骨折やケガのリスクも増大します。

【RED-Sの三主徴】
1. 月経異常
2. 骨密度の低下
3. 栄養不良による持久力の低下

接骨院での対応とケア

田中接骨院では、スポーツ性貧血が疑われる方に対して次のようなケアを行っています:
・疲労に伴う筋緊張や痛みの緩和(手技・電療)
・自律神経の調整(微弱電流療法など)
・鉄分不足による代償動作からくる関節・足底の負担を軽減
・栄養・休養・トレーニング管理についてのアドバイス
また、必要があれば医療機関との連携で血液検査の受診をおすすめしています。

セルフケアと予防法

・鉄分(レバー、赤身の肉、魚)、ビタミンCの積極摂取
・タンニン(お茶・コーヒー)やカルシウムとの同時摂取を避ける
・月経管理アプリなどを活用して周期を把握
・硬い路面での練習後は足底のケアを行う(ストレッチ・アイシング)
・練習前後の体調チェックと記録を習慣化

まとめ

スポーツ性貧血は、競技パフォーマンスの低下だけでなく、長期的には健康被害にもつながる深刻な問題です。
女性アスリートや長距離ランナーは特に注意が必要であり、体の小さな変化を見逃さないことが大切です。
春日部でスポーツ貧血や疲れやすさにお悩みの方は、田中接骨院にご相談ください。

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田中接骨院
〒344-0011埼玉県春日部市藤塚2802
TEL:048-689-3914
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