ケガの回復にタンパク質は必要?プロテインの正しい活用法を解説|田中接骨院

本日は暑くなりそうです。熱中症対策をしっかりしましょう!
さて、今月はケガの来院が多くなっています。
少しでも回復が早まるように、治療以外のお話。
「ケガをしたときは安静が第一」とよく言われますが、実はそれだけでは足りません。
組織の修復に欠かせないのが“タンパク質”です。
今回は、ケガの治癒におけるタンパク質の重要性と、プロテイン(タンパク質補助食品)の正しい活用法について詳しく解説します。
1. なぜケガにタンパク質が必要なのか
ケガをすると、筋肉・靭帯・腱・皮膚・骨などの組織がダメージを受けます。
それらの修復には、新たな細胞やコラーゲンを合成するための“材料”が必要です。
タンパク質は、これらの組織を構成する主成分であり、回復には不可欠な栄養素です。
2. ケガ中の体はタンパク質を多く消費する
ケガによって炎症やストレスが起こると、体内ではタンパク質の分解が進み、筋肉量が減少しやすくなります。
とくに長期間の安静や運動制限が必要なケガでは、筋萎縮を防ぐためにも積極的なタンパク質摂取が重要です。
3. どれくらい摂取すればいい?
【通常時】:体重1kgあたり1.2〜1.6g/日
【ケガ・リハビリ中】:体重1kgあたり1.6〜2.0g/日 が目安
例:体重60kgの方 → 約100〜120g/日 のタンパク質が理想
食品例:鶏むね肉100g=約20g、卵1個=約6g、納豆1パック=約8g
4. プロテイン(補助食品)は有効?
はい、特に以下のような方におすすめです:
・食欲が落ちている方
・間食としてこまめに栄養補給したい方
・運動後やリハビリ後に素早く補給したい方
ホエイプロテイン(乳清由来)は吸収が速く、リカバリーに適しています。
5. 併せて摂りたい栄養素
タンパク質だけでなく、組織修復に必要な栄養素もバランスよく摂ることが大切です:
・ビタミンC:コラーゲン合成に必要
・亜鉛:細胞修復と免疫維持に関与
・鉄:酸素運搬と回復促進
・ビタミンA・E:抗酸化作用と皮膚修復に役立つ
6. 注意点と摂取タイミング
・腎臓疾患のある方は医師と相談して摂取量を調整
・食事の一部として、朝・間食・就寝前など分散して摂るのがおすすめ
・運動・リハビリ後30分以内に摂ると吸収効率が高まる
最近ではコンビニ等でも手軽に摂取できるようなドリンクパックもあります。部活で忙しい学生さんは、朝一の吸収のいい時間に摂取するのも良いかもしれませんね。
7. 田中接骨院からのアドバイス
ケガの回復には、施術やリハビリだけでなく、日々の栄養管理も大切です。
当院では、患者さまの状態に応じて、栄養アドバイスやリハビリ指導も行っています。
気になる方はお気軽にご相談ください。
まとめ
ケガの回復を早めるには、適切な栄養補給が不可欠です。
タンパク質はその中心的な役割を担い、リハビリの成果を高めるためにも意識して摂るべき栄養素です。
春日部市でケガの回復や栄養指導に関心のある方は、田中接骨院までご相談ください。
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【ご予約・お問い合わせ】
田中接骨院
〒344-0011 埼玉県春日部市藤塚2802
TEL:048-689-3914
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